2023年12月24日 福音書 ルカ 1:26-38 (新100)

神のご計画を祝うクリスマス

[今日の福音書には、天使ガブリエルは、イエス・キリストの聖誕生を予告します。ルカ 1:26-38。]

神様にはご計画があります。この世界がメチャメチャだと思っても、すべてがチャンスだと感じても、聖書によりますと、神様にはご計画があります。天使ガブリエルは、そのご計画をマリアに伝えました。予告しました。

ルカ1:30 「マリア、恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。31 あなたは身ごもって男の子を産むが、その子をイエスと名付けなさい。32 その子は偉大な人になり、いと高き方の子と言われる。神である主は、彼に父ダビデの王座をくださる。33 彼は永遠にヤコブの家を治め、その支配は終わることがない。」

神様には、永遠のご計画があります。創世記1章によりますと、天地創造はその計画どおりです。人もそうでした。エデンの園でそのリンゴを食べて罪に落ちる事は神のご計画に入るかどうか分かりませんが、神様はロボットを創造しまんでした。しかし、罪があった所には、その罪を赦す神のご計画がありました。旧約聖書には、キリスト・イエスによる救いについての多くの預言があります。キリストの誕生、働き、苦しみ、死、と復活です。キリストの死は、罪人の贖いの為の最高の犠牲です。 この預言は新約聖書の福音書の中に成就されています。ですから、私達の罪が赦されていますし、私達には救いと永遠の命があります。このご計画によって、キリストが人間になる事が必要でした。それは、人間の罪を赦す為でした。それで、イエス・キリストは生まれました。クリスマスでそれをお祝いします。クリスマスはイエス様の誕生日会だけではありません、私達の救いのお祝いです。

世界を創造し、世界を救うご計画があります。しかし、神様には、あなたと私のために計画がありますか。私達個人の地上の人生、生まれた時から死ぬ時までの人生のための計画がありますか。私達の将来の為の計画がありますか。もし私がころんで足をおったら、それが神様の計画ですか。私にはハッキリ分かりません。 私達の人生に何が起こるか、神様は天使ガブリエルを私達に使わしませんが、どのように人生をおくるか、 聖書の中で教えます。先ず、十戒と黄金律があります。また、『心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい』との言葉があります(ルカ10:27)。個人的に、私は、主の祈りの言葉によって、人生のプランを見つけます。 祈りの人生で、生涯の毎日のために神様に感謝します。

神様の意思とは、私達が全世界にクリスマスの恵みを伝える事です。その恵みをクリスマスの天使が羊飼いに伝えました。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」天使のコーラスは私達を祝福します。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」その喜びと平和と恵みを持って私達は人生を送ります。それは、私達の為の神のご計画です。

このように毎日生きれるでしょうか。マリアは天使に言いました。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」私達は言います。「どうして、そのような生き方がありえましょうか。弱い罪人でしかないからです。」その時、天使ガブリエルは、私達にも言います、「神にできないことは何一つない」と。私達はクリスマスのストーリを聞いて、信仰を持ってマリアと共に言います、「私は主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」

アーメン。

どうか、クリスマスの平和と喜びがいつもあなたの心の中にありますように。アーメン。

マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会