私達はアダムとエバです

          皆はアダムとエバの話を知っています。エデンの園のパラダイスに住みました。園の真ん中には、2本の木がありました。命の木と善悪の知識の木でした。主なる神は人に命命じて言われました。「2:16-17 園のすべての木から取って食べなさい。ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」」

           ヘビは、それは神の嘘だとエバに言いました。「3:4-5「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」」マルチン・ルターは言いましたのは、エバの心と思いから真実が追い出されたら、嘘が簡単に引っ越して入って支配する事が出来ました。その木の実は美味しそうにみえました。又、賢くになりたいと思って、それを取って食べて、アダムに食べさせました。

           彼らの目が本当に開けました。自分の有罪を知りました、恥を知りました、「(3:7)自分たちが裸である事を知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとし」たのです。「主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れ」ました。神様は声をかけました、「[アダム]どこにいるのか。」アダムは自分の罪を告白しましたが、責任をエバに転化しました。『僕のせいではない。エバが僕を誘惑した。』言いました、(3:12)「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」エバも責任をてんかしたいと思いました。『私のせいではない。』「蛇がだましたので、食べてしまいました。」ヘビに言い訳を言うチャンスが与えられませんでした。

           蛇を呪いました。すべての人間は、悪と誘惑と耐えずに戦います。「(15) お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」女の人に言われました:「(16) お前のはらみの苦しみを大きなものにする。お前は、苦しんで子を産む。」男の人は、いつも仕事の苦労があります。神様は以前に警告しました。その善悪を知る木の実を食べたら、死にます。今度神様はこのように言われます:「(19) 塵にすぎないお前は塵に返る。」

           それなのに、愛とあわれみと赦しがあります。皮の衣によって現れます。(21) アダムとエバの為に皮の衣を作って着させました。彼らの罪を赦す為に、ある動物が死んで犠牲になる事が必要でした。その後、神様は彼らをエデンの園から追い出しました。

          アダムとエバは、だれでしたか。あなたと私です。彼らの中で、私達が自分達を見ます。彼らは、その木の実を食べてはいけないと分かりましたがーー食べてしまいました。私達は、十の戒めや神を愛せよと隣人を愛せよの規定を破ってはいけないと分かりますがーーします。そのりんごは美味しそうに見えます。ある罪が楽しそうと見えます。私達には善悪を知る事が出来ますが、悪を選びます。私達が死なないと言うサタンの嘘を信じたいと思います。真実を追い出して、嘘を入らせます。マルチンルターが言った通りです。自分の心と思いから真実を追い出したら、多くの嘘が簡単に入って私達を支配する事が出来ます。

          私は教会学校の生徒の時に思ったのは、もしアダムがそのりんごを食べなかったならば、世の中には罪がないだろう、又、私が罪人ではないだろう。人生が楽でしょう、心配なしに私が天国に行くと感じました。でも、実は、もしアダムがそのりんごを食べなかったら、私はそれ食べるでしょう。いや、もうすでに食べました。私の目が開いていますので、善と悪を区別する事が出来ます。自分がした良い業と自分の悪い業が分かります。アダムは、エバの責任だといいました。(12)「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女」です。即ち、その罪の源とは神であるとアダムが神様をせめます。同じように、私達も責任から逃げたいと思います。神が悪い、彼が私がそれをするようにしました。Predestination 予定説のある説明によりますと、神様は私達のすべての毎日の行動を支配する事です。ある人は、台風と地震と戦争と疫病が、神様の意思、神の御心だといいます。ガンがあり、交通事故があり、全部が神の意思だと言う人が言います。それは創世記3章の教えではありません。人間はロボットや機械ではありません。ロボットや機械が間違いが出来ないようにプログラムされています。「バグ」があれば、直します。堕落の後の人間は、善悪を知ります。ものを選ぶ事が出来ます。間違いする事が出来ます。古いことわざですが、「間違いする事は人間の事である」と。誘惑がいつまでもあるでしょう、食べてはいけない美味しいりんごがあるでしょう。時々、私達は悪い方を選びます。誘惑と罪に対する戦いが、神様が蛇に言われた言葉にあります。(15)「彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」誘惑に陥れない時があるでしょうが、それも苦しみを起こす事があるでしょう。

          結局、完全に蛇の頭を砕く方法は、イエス様の踏む事です。イエス様の足が釘で十字架につけた時、悪魔はイエス様のかかとを砕きました。イエス様はサタンの嘘を明にしました。イエス様は救いと赦しの福音を述べ伝えました。それでイエス様は悪魔の力を踏みます。第一コリント人への手紙15章で、聖パウロはそれをこのように言いました。

           (15:25-27)「キリストはすべての敵を御自分の足の下に置くまで、国を支配されることになっているからです。最後の敵として、死が滅ぼされます。神は、すべてをその足の下に服従させた」からです」

           キリストによって、新しい始まり、新しい創造があります。キリストは新しいアダムで、私達を再創造します。復活によって、私達が新しいアダムと新しいエバになります。

           (15:20-22.)  「しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。21 死が一人の人によって来たのだから、死者の復活も一人の人によって来るのです。22 つまり、アダムによってすべての人が死ぬことになったように、キリストによってすべての人が生かされることになるのです。」

           創世記3:8、「その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れ」ました。

             今、私達は主の顔から自分を隠す必要がありません。彼の愛と赦しを知るからです。私達に呼びかけます。「アダム、どこにいるのか?エバ、どこにいるのか?マイケル、どこにいるか?」私達は手を上げて、「ここにおります!」と答えます。そして、命の木の実を私達に与えて食べさせますので、永遠に生きる事が出来ます。私達に御自分の聖なる血と体を聖餐式に下さいます。

 

          アーメン。 

                                マイケル・ニアフッド、牧師

                                     沖縄ルーテル教会