2024.12.15 喜びの時期
ゼファニヤ書3:14–20, フィリピ4:4–7, ルカ 7: 18-23
アドベント第3主日のテーマは、『喜び』です。それでアドベントの第3番目のローソクの色は楽しいピンクです。暗い紫や青いに比べますと、ピンクは明akuるくて楽しいです。 ピンクのローソクの伝統は、今日の使徒書、フィリピ4:4です。聖パウロは書きました、「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。」それで、そのテーマは今日のほかの聖書日課にもあります。
旧約聖書の預言者ゼファニヤはエルサレムの人々に書きました。歌だったかも知れません。人々の罪のために、神様の裁きを警告しました。そして、救いの良い知らせをも述べ伝えました。主なる神様の永遠の愛を述べ伝えました。ゼファニヤ書3:14–15。
3:14 娘シオンよ、喜び叫べ。イスラエルよ、歓呼の声をあげよ。
娘エルサレムよ、心の底から喜び躍れ。
3:15 主はお前に対する裁きを退け/お前の敵を追い払われた。 イスラエルの王なる
主はお前の中におられる。お前はもはや、災いを恐れることはない。
新約聖書の預言者バプテストヨハネはイスラエルの人々に話しました。神の怒りを話した、言われている「火と硫黄」の説教者でした。即ち、罪のために神の裁きを警告しました。そして、救いの良い知らせをも述べ伝えました。主なる神様の永遠の愛を述べ伝えました。主はメシアの救い主を送ります。これは嬉しい、良い知らせですが、今日の福音書の日課で、ヨハネは牢屋にいましたので、彼は喜びません。イエス様が本当のメシアであるかどうか確認したいと思いましたので、自分の二人の弟子をイエス様に聞くように送りました。
バプテスマのヨハネは牢屋に居ましたので、彼にとっては、全然クリスマスのようではありませんでした。しかし、イエス様は、喜ぶ理由を与えました。ヨハネの弟子が来てイエス様に聞きました、
ルカ7:20 「私達は洗礼者ヨハネからの使いの者ですが、『来るべき方は、あなたでしょうか。それとも、ほかの方を待たなければなりませんか』とお尋ねするようにとのことです。」7:21 そのとき、イエスは病気や苦しみや悪霊に悩んでいる多くの人々をいやし、大勢の盲人を見えるようにしておられた。
7:22 それで、[イエス様は] 二人にこうお答えになった。「行って、見聞きしたことをヨハネに伝えなさい。目の見えない人は見え、足の不自由な人は歩き、らい病を患っている人は清くなり、耳の聞こえない人は聞こえ、死者は生き返り、貧しい人は福音を告げ知らされている。7:23 わたしにつまずかない人は幸いである。」
幸いで、福音の良い知らせに喜ぶ事が出来ます。ヨハネもそれで喜ぶ事が出来ます。
聖パウロも、ローマの牢屋に入れられていました。今日の使徒書で書きました、フィリピ4:4。「主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。」その時点では、聖パウロに取っては、クリスマスのようではありませんでした。牢屋の中にいましたので、他の人に喜びなさいと言えるでしょうか。自分自身もどのように喜ぶ事が出来るでしょうか。このような喜びは、試練と清めの後に来ます。即ち、キリストが自分の罪を赦す為に死んで下さったと信じる信仰から来る喜びです。
私達は牢屋に入れられていませんが、完全に自由ではありません。心配といろいろの人生の問題があります。悪魔や誘惑と戦います。この世界の不正義やいじめやはくがいがあります。それなのに、その格闘と危険の中、不安と失望の中、私達のいろいろの牢屋のようなものの中、意味がない暴力や悲しみの中の失望があっても、神様が私達と共にいます、“インマヌエル”です。旧約聖書の預言者ゼファニヤは「主の日」が主の怒りの日、裁きの日と書きました(1:7)。私達の為には、主の日は救いの日です。それは、キリストが十字架上で死んで下さった日です。私達の罪を赦して悪魔を征服しました日でした。ですから私達には希望が有るので、喜びます。
山上の説教の中で、分かりにくい喜びについての言葉があります。迫害されている時も喜びなさいとイエス様は言われました。マタイ5:11-12。
5:11 私のためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴aびせられるとき、あなたがたは幸いである。5:12 喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」
私はそれをこのように理解します。キリスト信者である為に迫害されましたら、それは、あなたは本当にキリスト信者である証拠です。未信者は他の未信者を迫害しません。それで、迫害を受けたら、自分が救われている事を知る事に喜びます。宣教の旅から帰って来た弟子達に言われた時のようです。
ルカ10:17 七十二人は喜んで帰って来て、こう言った。「主よ、お名前を使うと、悪霊さえも私達に屈服します。」10:18 イエスは言われた。《「わたしは、サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。10:19 蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、わたしはあなたがたに授けた。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。10:20 しかし、》悪霊があなたがたに服従するからといって、喜んではならない。むしろ、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」
それは、私達がこの時期に喜ぶ理由です。即ち、私達の名前が天に書き記されているからです。
アーメン。
祝福は、フィリピ4章7節です。「4:7あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るように。」
アーメン。
マイケル・ニアフッド、牧師
沖縄ルーテル教会